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一生
君は一生側にいてあげると僕に言った
それが偽りの言葉でも
僕はすごく嬉しかった
孤独
僕は1人
独りきりの僕に手を差し伸べたのは君
例え偽りの手だとしても
僕はその手を掴んだ
君は一生側にいてあげると言った
だから君は僕の側にいなくちゃだめなんだ
地に伏せってく君の体
べちゃりと僕の顔に付着したは君の紅
真っ赤に染まった君を抱き上げて微笑んだ
「一生...
側にいてくれるよね?」
冷たくなった体は
動くこともしないけれど
これで君は僕の側から離れていくことはない
一生、一生、
あぁ
僕はいつから狂ってしまったの
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