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「武藤。
まあ、そういうことなんや。
ただ、確かに今日の試合は俺も悔しかった。
それは、みんな同じやと思う。
だから、反省会を真剣にしたいってのは、分かるけど、さっきもいうたけど、先輩に対する態度としては、お前に完全に非があるから、謝っとけ」
学は、無言ではあったが、頭を下げた。
「武田もこれでええやろ?
お前がいうた通り、武藤は新入りで‘反省会’のこと知らんかってんし」
「これが真剣に謝ってるような態度には見えんな」
そう云って、武田は学に背を向け、その場から立ち去った。
それを中塚と祥子が追う。
「小南、西尾。武藤のフォロー頼むわ!
今日は、これで解散や!
お疲れ~!」
「「「お疲れっした~」」」
変な空気を払拭しきれずに、この日はそのまま解散となった。
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