始まりの時

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俺は今日で17歳になる。 その為、俺は成人の儀をして成人に為らなければドラゴンの祝福を受ける事が出来ない。 もちろん、それだけで成人にはなれない、先ずはドラゴンをパートーナーに決めるくじを引きそのカードの色とオーラからどんなドラゴンで何処に居るのか。 魔導師が見てそれを神官達に伝え、神官がいつ試練をするのかそれぞれの国の王に伝える。 国王から直々に 「城へ来る様」 と言われるので城へ行き王より武器と鎧が用意され旅をする。 旅をする為、仲間を探してドラゴンの洞窟へと行くだけ。 そして今日、俺は儀式の在る教会へ行く為、準備をして居るのは良いが 「お袋よ~何をそんなにあたふたするんだ?まだ、どんなドラゴンか決まっていないのによ~まったく、椿姉からも何か言ってやってよ~」 と俺は姉貴に言った。 「良いじゃない。これでゼロノスも立派な成人に為るんだからさ」 「これで死んじゃった。お父さんと肩を並べたんだからさ」 「親父の事は言わない約束だろ」
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