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「ああ!嬢ちゃんも今日入学するんやったなぁ」
「はい!あの、」
「なんや?」
女の子はもじもじしていたそれから俺を見上げて
「三年生だったんですね・・・」
「そやけど、それがどないしたん?」
「いえ。何も」
女の子はショボショボしてしまった
俺は名前を聞こうと女の子の方にいく
「嬢ちゃん名前聞いてもええ?」
「え?あ。姫木陸です」
「陸っちゅうんやな♪覚えとくわ」
「ありがとうございます!」
陸は満面の笑顔を見せる
俺はその笑顔に少し心が揺らいだ
心臓がトクトク言っているでも、年下が可愛いってだけの事としか思わなかった。
「先輩、あの…先輩の名前聞いても良いですか?」
「俺は忍足侑士やしっかり覚えとき!」
「はい!」
すると横から岳人が来た
「あり?侑士お前ナンパか?入学式早々抜け目ねえなぁ」
「なっ!ちゃうわ!」
「照れんなよ!でも年下って…」
一時の沈黙が訪れて、さらに横からある男子が入ってくる
「ロリコンか?」
「ああああ跡部!!」
「ちゃうわぁ!年下かわえく思うてもええやないか」
「侑士・・・それ。ロリコンっていうんだぜ?」
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