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またまた沈黙が訪れる
「侑士ってロリだったんだな」
「・・・」
「忍足。お前…氷帝の『天才』じゃなくて『変態』だったんだな」
「・・・」
返す言葉がない。
「頼むからそれを他人に言うんじゃないで。」
俺は赤いやつを岳人に渡して教室へ戻る。
ため息をつきながら
****入学式*****
俺は後ろの方に座っている。新入生がぞろぞろと入って来た
その中に陸がいたみんなよりも断然小さく歩く歩幅もちいさかった
「ふっ。かわええなぁ」
俺はちいさい声で言ってしまった
それから式が始まり、それぞれの名前が呼ばれる
『姫木陸』と名前が呼ばれ俺は反応する。
可愛い声がホールに響く
ついに陸もここの生徒
そう思うとちょっと嬉しくなる
式が終わってから岳人が俺の方にきた
「あの子いたね~」
「せやな」
「侑士、俺侑士がロリでも友達だからなっ」
「なんやそれ?俺がマジで変態みたいにいうなや」
でも年下好きになったら不便なのかなとか考えてしまう
「よ!変態!」
後ろからイヤーや声が
「跡部、自分その言い方やめなや」
「そーだぞ!侑士すねちゃうぞ!」
「・・・」
「は?」
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