ルパン健康第一の巻

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当時俺は18才だった。 高校を卒業後、俺は親と別居し 愛知県の某所ト○タ関連会社で車の部品を作る工場で働いていた 仕事は毎日忙しく、入社してすぐ夜勤を交代でするようになった 季節は毎日猛暑が続く夏のある日 夜勤あけで俺は眠たさと疲れを引きずりながら社宅へ向かった 社宅へ帰る途中に小さなスーパーがあり、前を通る時はよく立ち寄って買い物をする しかしその日は寄らなかったのだ 夜勤あけで空腹なのに… 実は前の晩から何も食べてなく その頃は毎日会社の食堂で冷や麦たった1杯が俺の1日の食事だった 何故かと言うと1ヶ月程前から胃がキリキリ痛む日々が続いてた 胃の痛みをこらえ社宅に帰りすぐフトンに横になり眠りについた瞬間… バン!バン!バン! …イラッ で、出た夏休みの子供らがドッヂボールを壁に当てる音だ キーコ!キーコ! …イラッ 次に出やがったのは錆び付いた三輪車 外では子供達が元気に遊んでる… 寝なきゃのプレッシャーからか胃が益々痛みだし余計寝れなくなってしまった 気がつくとお昼を過ぎていた 相変わらず胃が痛い 子供らは元気に遊んでる 根競べだ大人だから負けまい やがて外は夕日が傾き子供達の声は消えヒグラシが鳴き始めた …( ̄▽ ̄;) お、おじちゃんが負けました(T-T) さぞかし子供達は楽しかったでしょうに 痛みに堪えその日も夜勤へ その日が終われば次の日は休みだ 次の朝激痛が身体を襲い 俺はスーパーのおやっさんに近くの病院を聞いた おやっさんは俺の事を心配し病院まで付き添ってくれた 待合室のソファーに横になっていた俺を気遣いみんな順番を譲ってくれた あたたかい気持ちになれ胃の痛みも少し和らいだ気がした 診察をうけ先生は 『ガスが貯まってるだけだから大丈夫』 と一言 俺は医者ではないがただの腹痛でないと感じていた しかも自慢じゃないがオナラは毎日何回もこいているんだぞ( ̄^ ̄) と言いたかったがその言葉を信じ社宅に戻った 痛みは多少薬でよくなっていた
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