運命を棄てられるなら

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何度眠ればいいの? 何度同じ夢見ればいい? 早く忘れるようにと 祈る夜は切なくて 過ち犯した 過去は忘れられない それでもまだ 見えない運命を 待ってるの 囁くように語りかける あの人を苦しめる そんな僕なら 要らないとまで そう思った キレイな月明かりで 僕を誘う 手招きするあの人までも 泣かせてしまいそうで 僕の中に住む 闇を消して そしてギュッと 抱きしめて 頬に残す優しさは もう冷たい闇に また消されてく
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