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莉玖は走って走って走りまくった。
担任が遅刻に五月蝿く、遅刻をすれば校庭10周。
気を抜くことはできない。
自慢じゃないが私は遅刻常習犯。目を付けられているのである。
ドンッ―
曲がり角で誰かにぶつかってしまい、尻餅を付いた。
莉「いったぁ…」
?「大丈夫ですか?」
ふと上から声が降ってきた。男の人の声だ。
これは属にいう、運命の出会い?!少女漫画とかにあるアレ??
と古い考えをしながら顔を上げると…ぶつかった相手は小学生ぐらいの男の子だった。
サラサラな黒髪で透き通った漆黒の瞳、"和"という感じの綺麗な顔立ちに見とれてしまった。
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