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?「あのぉ…」
莉「ハッ!す、すみましぇん。」
見とれていた自分に恥ずかしくなり、噛んでしまった。
?「クスクスッ 面白い方ですね。」
そう言って、男の子は手を差し延べてくれた。
莉「…~っ……」
捕まりながら、年下に笑われたことがまたまた恥ずかしくなり、首から上は真っ赤になっているのがわかった。
?「急いでいた様子でしたが、時間、大丈夫でしたか?」
莉「あぁっ!遅刻!!本当にごめんね、んじゃあ。」
携帯を見て学校に向かってまた全速力で走り出した。
?「見つけた。俺の莉玖。」
男の子が妖しい笑みを浮かべているのも知らずに…
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