お姉ちゃんと僕 2

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  「子供が?」 「そう。少年達みたいな子供が」 近くで顔を見ると、 お姉ちゃんはちょっとだけニキビがあった。 化粧も何もしてないみたいだ。 「だから、アタシは子供には絶対に、嘘はつかない。少年がアタシを信じてくれるなら、アタシも少年を信じる」 「……僕、 お姉ちゃんを信じてるよ?」 そっか ってお姉ちゃんは嬉しそうに言った。 「なら、言うぞ?アタシは悪い人じゃない。自分で言うのもなんだけど、スゲー良い奴さ」 お姉ちゃんは僕の頭に手を乗せて、お父さんみたいに頭を撫でた。 ちょっと髪の毛がぐちゃぐちゃになる。 「その友達に言っとけ、 疑うならアタシの所に来いってな」 .
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