ある歌姫、恐怖

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薄々気づいてはいたけど やっぱり目の前で言われると悲しくなる。 流「な…んで、」 戒「なんでってわかるでしょ?」 薄ら笑いの戒くんが怖い。 オレそんなに嫌われてたのか。 なんか、ショック。 戒「ルキがいなかったらなぁ」 流「……」 戒「って、何度も思った。」 ダンッ 流「―…ヒッ!!」 戒くんがオレの首を絞める。 苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい オレ‥死ぬのか? 戒「安心して、殺しはしないから。」 息が出来ずに苦しそうなオレを見て戒くんは嬉しそうに笑ってた。 戒「オレもバンドは大事だからねぇ」 呑気にそう言いながら 首を絞める力は段々強まる。 流「た‥すけ…ッ」 戒「あははは、苦しい?」 狂ってる
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