ある雛、追突

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うん、わかってる。 この状況をどうにかしなきゃいけないのは自分だって事は。 オレが言わなきゃ駄目…なのか? …………言わなくても良い? もういっか!! このまんまでも 別にメンバーが解散するわけでもねぇし なんでオレが言わなきゃいけねぇんだよ いいやいいや もうオレ知ーらね。 流「…ッ」 あ。 黙っていた流鬼が 戒くんの所へ向かって行った。 おいおいおい。 お前戒くんの恐ろしさが分かってないのか? ちょ、今流鬼が行くのは逆効果だろっ… あ待てって!! おまっ、ばかやろ‥ あぁーもうっ!!!! 流「か‥」 玲「戒くんちょっといいか!?」 流鬼の言葉を急いで遮る。 あっぶねー。 間一髪だったな 戒「えっ、なになに?」 嬉しそうに目を輝かせる戒くん。 玲「ちょっと話さない?」 戒「れいちゃんからそんなっ…」 玲「だめか?」 戒「駄目なわけないじゃん!!!!」 勢いで言っちまったぜちくしょー。 もうここまで来たら怖いもんなんかねぇ オレがこの空気を変えてやる!!!! とは、言ったものの あんまり自信ねぇよオレ…orz
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