ある雛、追突

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戒くんがオレの腕に巻きつく。 言ってる事とやってる事が 全くちがいますよー。 かいくーん。 流「おい、玲汰っ…」 オレが言葉を遮ったのが気に障ったのか、ルキがムッとしていた。 玲「お前は来なくていいよ、つかくんな」 流「なんだそれ」 玲「邪魔なのー」 流「は!?」 オレの発言に何故か驚くルキ。 を、余所に何故か喜ぶ戒くん。 戒「ということだから…」 流「………。」 戒「クス、ごめんね?」 流「―なッ!!」 戒くんが勝ち誇ったかのように笑った。 麗「ちょっと2人とも~;」 流「いいよ、麗」 ルキが割り込んできた麗の事を止めた。 不満そうな顔をしながら大人しく言葉を止める麗。 流「お前らなんてどこにでも行っちまえ、バーカ!!」 そう言って思いっきり舌を出すルキ。 お前、何歳なんだよ… まじで餓鬼か。 じゃぁお言葉に甘えて… 玲「行くか。」 戒「うんっV」 流「!!」 流「玲汰のバカやろーっ」 いッ、 痛たたたた 痛ぇっての ルキが切れて手当たり次第物を投げてくる しかもオレにだけ目掛けて。 それでも気分の良くなった戒くんは全く怒らなかった。
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