ある雛、追突

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戒「さて戻ろうか」 仕事残ってるし、と戒くんが部屋から出ようとする。 玲「ちょ、待って!!」 戒「……なぁに?」 戒くんを引き止めたものの さっきの告白を訂正する事なんて出来ない それなら 玲「この関係みんなには秘密にしねぇ?」 戒「えっ嫌だよぉ!!」 玲「オレはお前の為に言ってるんだよ…」 戒「オレの、ため?」 戒くんがまたオレに近づく。 よし、なんとか食い付いた。 玲「やっぱり世間は偏見とかあると思う」 戒「そんなの…」 玲「オレはいいよ。でも戒くんまで何か言われるのは嫌なんだ。」 戒「れえちゃん…」 よしっナイス、オレ ここで最後にトドメだ!! 玲「分かってくれよ、戒…」 戒「えっ//」 耳元で戒くんの名前を囁く。 戒くんの体がピクンと反応した。 戒「わ、わかった…そこまで言うなら//」 顔を赤らめて 恥ずかしそうに顔を埋めた よっしゃぁぁあ これでひとまず安心だな。 でもこれからどうしよう…
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