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1.I Wanna Dance Wicked Beat Style
ギターソロとアルバムタイトルをコールするインストからいきなり始まる2nd Singleの英詞リアレンジバージョン。
銃声のサンプリングやサビの入りに音が追加されたりと全体的に音数が増し、曲の一部が意図的に繰り返されたりとデジタルの持ち味を存分に生かしたサイケデリックな雰囲気のアレンジとなっている。原曲がシンプルで物足りなく感じるほどだ。
サビの歌詞だけが日本語のままなのは、もうそういうものとして受け取るしかない。もはや稲葉節。
ここまでやるかwってなくらいに遊んでいるデジタルB'zの決定版。というか最後っ屁。
2.Komachi-Angel Red Hot Style
前曲から繋がるように打ち込みのベースがイントロに入る英詞アレンジ。辛そうなタイトルだが別にそんなことはない。
基本的には詞だけが変わった原曲アレンジだが、アウトロがフェードアウトせず次曲へ繋がるようになっている。
アルバムの流れで聴きたい構成。
3.Bad Communication E.Style
ファンに英詞版をすべてE.Styleと言ってしまう短絡的な思考を植え付けた元凶。
ややハードになってはいるものの、基本的には原曲アレンジである。
原曲のリリース前からプロモーション用に存在しており、ラジオの洋楽リクエストチャートで上位に食い込み、挙げ句B'zはその曲を日本語詞でカバーしているアーティストと勘違いされるという珍事を招いた。
当時から英詞の方が慣れていたという稲葉にとってはこちらの方がやりやすかったようで、ぎこちなさやこっ恥ずかしさのある原曲よりもノリやテンションが若干高いように思える。
4.Lady-Go-Round “W-40” Style
多少の違いこそ見られるが、基本的に原曲アレンジである。英詞だが百人一首フレーズは日本語のまま。あとは詞の違いからくる歌い方の違いで好みが分かれるくらい。どうせなら1くらいガッチャガチャにして欲しかったところ。
アウトロが終わるとアルバムの終幕を告げるインストが流れる。
総評:初期の中でも初心者向けの作品。近年のB'zから聴き始めた人にとって、導入には最適の作品と言える。
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