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1人の男の子は車に乗っていました。
運転席には大好きなお父さん。
助手席には大好きなお母さん。
男の子は久々のお出掛けに大はしゃぎ。
本日の天気……快晴。
……そして、男の子は捨てられました。
大好きなお母さんはいなくなり。
大好きなお父さんからの虐待。
男の子は訳も分からず、「ごめんなさい」と泣きながら言うばかり。
周りからの冷たい目。
男の子は心に深い闇を宿し……
やがて幾つもの歳月を経て、
男の子は少年となった。
そこで出逢ったのは……
1人の少女。
そう。それが、物語の始まり。
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