85人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
「態度悪い店員だね。店長呼んじゃうよ~?」
オレの『威嚇』にも臆することなく店員を『脅し』にかかる客。
「チッ!……で?俺に用があるんだろ、沢村」
凛とした笑顔を見せる
沢村 結衣。
俺の彼女の親友であり、俺の親友の彼女。
「さッすが橙夜君!やっぱ物分かりが早~い」
……こいつは俺を馬鹿にしてるのだろうか。少しイラッとくるんだけど。
「わかったよ。10時にはバイト終わるからそれまで待っててくれるか?」
「おっけぇ~」
敬礼をして応える沢村……葵といい、この沢村といい恥ずかしさとかないのかな?
最初のコメントを投稿しよう!