2563人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ちょ…っ…やめっ…」
美冬が抵抗しても、湊の力が意外と強くびくともしない。
!!
舌が入ってきた。
湊の舌が美冬の舌を絡めとる。
「ン…ふぁ…ゃっ…」
何コレ…
やだっ…!
その瞬間、湊の手はパッと離れ、解放される。
意外な出来事に、思わず湊を見る。
「何?なんか物足りなそうな顔してるけど?」ニヤ
「そんなわけっっ///」
急激に顔が赤くなるのがわかった。
「とにかく~、俺にさからったらお仕置きだから。 美冬に拒否権なんかないんだからね?」
そう言って意地悪く笑う湊は、最初あったときのような可愛さはなく、まるで別人のようだった。
「返事は?」
「…やだ」
こんな奴の言いなりになるなんてまっぴらごめんだ。
「ふ~ん、そっかぁ。そんなにお仕置きしてほしいんだ」
そう言った瞬間、湊は壁に手をつき、あたしを動けなくした。
「ちょ、なにすんの!?」
湊の顔が近づく。
最初のコメントを投稿しよう!