2563人が本棚に入れています
本棚に追加
「もぉーっ、みお、やめてよッ! 誰かに聞かれたらどうすんの。早く教室行こ」
美冬は、最後にもう一度貼り紙に目を向け、『風見恭太』という名前を確認すると、みおと一緒に新しい教室へと向かった。
ガラ
扉を開けると、知らない顔が圧倒的に多かった。そんな中で、友達とふざけあう彼の姿を発見した。
恭太…。
その姿を見てやっと同じクラスなんだと実感して、どうしようもなくワクワクした。
最初のコメントを投稿しよう!