169人が本棚に入れています
本棚に追加
『うっうっ……あぅ』
アジェッタの全身がプルプル、と震えだした。
これはもう間に合わない。
――こうなったら、イチかバチかの賭けだ。
『……俺と友達になってくれ』
『……え?』
男の言葉にアジェッタは驚き戸惑った。
いきなりそんな事を言われたのだ、当然の反応だろう。
『い、今、なんて……』
アジェッタが恐る恐る尋ねてきたので、男はさっき言った言葉を同じ抑揚で再び言った。
『……俺と(以下略』
最初のコメントを投稿しよう!