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『ダメでしょぉ、アジェッタちゃん?アナタは只でさえ可愛いんだから、こんな男なんて部屋に入れたら何をされるか分からないでしょぉ――ん?』
何かに気が付いたのか、ニールはアジェッタの顔をぐいっと引き寄せて、超至近距離で見つめだした。
『ひぃッ』
ニールに鋭い眼光で見つめられたアジェッタは、ヘビに睨まれたカエルの様に身動き一つできず、ガタガタと怯えだした。
『まぁ!』
突然ニールは驚愕の声を上げだした。
何でアジェッタの時だけこんなにキャラが違うんだ?と男は思った。
『アジェッタちゃんどうしたの?目が真っ赤じゃないの!誰かに泣かされたの!?まさか……』
ニールは視線をゆっくりと男の方に移すと、再び鬼の様な形相で睨みつけてきた。
『……テメーがやったのか?あぁん!』
また口調が変わってるし。
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