169人が本棚に入れています
本棚に追加
★★★
『……ん?』
俺は……生きているのか?
手も動く、足も動く。
痛くないわけじゃない、だが、動けないほど痛くもない。
俺はまだ生きている。
でも何故だ?受け身なんて取った覚えはない。
大体あの高さから落下して無事で済む訳がない。
ならどうして俺は生きているんだ?
不思議に思った男は上体を起こして自分の身体を見渡した。
あぁ、そうだった。
と男は何か思い出した様に呟いた。
最初のコメントを投稿しよう!