第2章~爆炎と突風~

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『学園長、あんた何歳だ?』 『74じゃ』  おそらく、魔術円が小さかった事と、学園長自身がボケてたから見えてなかったのだろう。  年齢を聞いて納得したクッキーは、混乱を避けるため学園長の話に合わせる事にした。 『あぁ、俺は風の魔術師だ。変な事を聞いてすまなかった』 『そうか。じゃあさっさと一年の教室に行ってこい』  クッキーは学園長の言葉に殺意が芽生えた事を秘密にしながら、一年生の教室に向かった。    
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