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「ある所にとても仲の良い夫婦がいました。
夫婦にゎ子供がいて、まだ小さな女の子でした。
お母さんゎ普通の人、お父さんも普通の人で、お父さんの遠い親戚にゎ、霊能者がいます。
女の子にゎ、生まれつき力が備わっていて、その力が大きい為に、とても病弱でした。
ある時、女の子ゎお父さんが大変な目に合う夢をみました。
女の子ゎその事をお母さんに知らせて、すぐにお父さんを呼び戻し、お父さんの手首に守護の力を付けました。
そのおかげで、お父さんゎ大変な目に合う事から、逃れたのです。
でも、使った力が大きいあまり、病弱の女の子ゎどんどん弱っていき、お母さんの額にも守護の力を付けると、両親に見守られるなか、息を引き取りました。
守護の力が大きい為に、女の子ゎ死んでしまいたい。
女の子も、全て夢で見ていたので、その事を知っていましたが、女の子自身が居なくなってからゎ、夢に見ていなかったので、しばらくすると、お父さんゎ守護の力を親戚の霊能者に頼み、消してしまいました。
すると、間もなくお父さんも事故で…。
遂に一人きりになったお母さんゎ、二人のお墓を守る為に生きる事にして、どこかで二人仲良く過ごしてくらしました。
穏やかな朝…年をとったお母さんの元に、お父さんと女の子が迎えに来てくれました。
ようやく、家族三人で暮らせる時が来たのです。
…この世でゎ無い所で。」
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