さよなら
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さよなら
俺は光姫とデートを重ねていった。 「光姫の病状がいつ悪化してもおかしくない」、と医師に言われたと彩姫ちゃんが言っていたからだった。 外に出られるのも今のうちなのかもしれなかった。 光姫は途中で息苦しくなりながらも、俺とのデートを楽しんでくれていた。 光姫は笑ってくれた。 俺と何かを一緒にするたびに。
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