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聞くところ、寒藤先輩は高跳びの選手らしく、ここら辺の地域では勿論、インターハイでも3位に入賞したことがある実力派なのだそうだ。
高跳びは、背の低い人には向かないスポーツと言われているが、そんな中で寒藤先輩は凄いと思った。
「凄くないよー」と困ったように笑う寒藤先輩をみてると、なんかあたしも部活をしてみたくなる。
しないけどね。
「じゃあ、お疲れ様でした、寒藤先輩!」
「お疲れ様、奈緒ちゃん。マネは6時半登校だから…頑張ってネ☆」
寒藤先輩のネ☆に苦笑いして、あたしは教室に戻った。
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