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オレンジ色の海 太陽に手を伸ばして指から透けて見える色に似ている もしかしたら体を通して見える光はこうだったかもしれない 私が胎内にいたときに見えた太陽の光はこうだったかもしれない だからこうも懐かしく思えるかもしれない 一歩一歩砂浜を進む ふと、砂浜にスニーカーはぶかっこうと思い スニーカーも脱いだら靴下もと 素足で砂浜をふみしめる サラサラとしててキモチいい くつというムレる閉鎖空間から 風と湿気をとってくれる砂 海へと進む ふと 波の手前で振り返ってみると 足あとが靴から素足 スニーカーが靴下をくわえて転がっている 思わず笑みがこぼれる これでは退化だと  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ポエムを書くノートを探していたら 推定17~20歳までに100均で買ったノート発見 二つ詩がたまたま書かれていました そのうちの一つが海のポエムだったので載せてみました 後のページは白紙勿体ない
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