ミッション

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ー2日前ー 彼の部屋に電話の着信音が鳴り響く。タバコをふかしながら受話器を取った。 「もしもし?」 「おおスネークか?実は君に頼みたいミッションがあるんだ。」 「大佐か…。また無茶言うんじゃないだろうな」 「実はリキッドが絡んでるかも知れん」 「リキッドが?わかった引き受けよう」 「明日の一二○○時迎えを向かわせよう」 受話器をおくとタバコをふかした。奴を今度こそ食い止めるといきこんだ。 その頃メキシコのアパート。ワイヤーウインチを調整していた。 「で、ルパン。今回の標的は?」 「特殊パターンを読み込んだ十カラットの宝石。」 「特殊パターン?」 「そうだ。その特殊パターンを元に兵器をつくりゃ世界が変わるらしい。」 「ほう世界をねぇ…。場所は?」 「人口島の軍事基地ラインベレー」 「大層な。まあハデに行く前に一丁飲むか!」 「さすが次元ちゃん」 そういいつつ酒を開けた。
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