ミッション

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スネークは見張りを避けながら目標に向かっていた。オタコンの情報によると見張りの兵士にはセキュリティや罠のことは知らせていないらしい。セキュリティの仕組みは登録されたナノマシンの周波数で確かめているらしい。周波数が合わなかったりするとたちまち罠が発動してしまう。スネークの旧世代のナノマシンはこの周波数が一致しているらしく罠が発動する事はなかった。そしてエレベーターの見張りをCQCで気絶させるとエレベーターで地下に降りた。が、エレベーターはすぐに止まった。壊れた様子はなく彼を誘うかのように扉が開いた。 「罠か…」 ルパンは次元と別れた。次元を仲間と合流させるために。しばらく進み曲がらなかった最初の通路を曲がり階段を目指した。階段を降り地下に入ると階段がシャッターで閉まる。どうやら侵入者を閉じ込めるためらしい。すぐに地下一階に滑り込む。そして道なりに進んだ。ここまで来ると兵士の変装は無駄だと思い脱ぎ捨てた。しばらく進むと開けた場所に出た。すると横からスニーキングスーツをきたひげ面の男が拳銃を向けてきた。反射的にワルサーを向けた。するとサーチライトが彼らに向けられた。
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