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シンヤの家に着くと、知らない顔の男が二人いた。
「どーもー!」
ヒロと名乗ったのゎ坊主頭のいかつい男。
ケンジゎニット帽をかぶって整った顔立ち。ユリが今まで見た中で一番いい男だった。
「ちょ、かっこいくない?」ユリゎ小声でアキに言った。
「あ、うん。」
アキゎ興味なさそうに返事した。
「はい、とりあえず乾杯!」シンヤがビールをもってきた。
「乾杯!」
ユリゎあまりお酒ゎ強い方でゎなかった。
ユックリと呑みすすめるユリとゎ対照的にアキゎ顔色ひとつ変えず、すごいペースで呑んでいた。
「アキちゃん、すげぇ呑めるんだ!俺、そうゆう子好きだな!」
ケンジが言う。
「え?別に普通ぢゃね?」
アキが笑って返す。
それを見ていたユリが一気にビールを飲み干した。
呑み終えてすぐに吐きそうになったのを我慢した。
「ユリちゃんも呑めるんだ!」
ケンジが嬉しそうに言った。
「でも、あたしすぐ酔っちゃうんだよねぇ。」
「大丈夫!俺が介抱してやっから、ジャンジャン呑みな!」
ケンジのことばにユリのテンションがあがった。
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