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「なぁ、アキ。誰か新しいやれる女いねーの?」
シンヤが身をのりだしてアキに聞く。
「あぁ、いるよ。一人、調子こいてる女。」
アキが冷たく言った。
「俺も参加してぇ。」
ヒロが興奮気味に言った。
ムカつく女や、適当な女を呼び酔わせたり大麻を吸わせて意味がわからなくなったところで、まわさせ金をとる。
ユリも何度かその場に居合わせた事があった。
「エミコって奴なんだけどさぁ、なんか常に男とったとか言って、人の事散々悪く言いふらしてんだよ。そのくせ、会ったときゎ男紹介しろってうっせぇんだ。」
アキがイライラした口調で言った。
ユリもエミコの事ゎ知っていた。前にアキとゎつるまない方がいいと言われた事があった。
「まぁ、近いうちなんとかするよ、集めといて。一人一万ね。」
アキが笑いながら言う。
「いつもより高くねぇ!?」ユリが声を張り上げた。
それにシンヤもつづいた。
「倍ぢゃん!たけぇよ。」
グチグチと文句を言うシンヤにアキが冷たく言った。
「あっそ、なら呼ばない。」
「あぁーわかったわかった!」シンヤが慌てて言った。
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