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あれこれ考えているうちに、俺の住んでいるアパートの看板に着いた。
が、何かが変わっていた。いや、かなり変わっている。
アパートが・・・・・ない?
うそだろ・・・
近くにいたおばさんに聞いてみた。
「あ、あの・・ここのアパートは?」
「あぁ、放火があってね。全部燃えちゃったんだよ」
まじかよ・・そんなことアリ?
俺の帰る場所は?
「う、うぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺は、全力疾走で田代のいる病院へ向かった。正直、今頼れるのは、田代しかいない。
「田代ぉ!」
「わぁ、何!?」
・・・・・
「・・そっか、そんなことが。
じゃあ、この病院の近くに
私の知り合いがいるアパートが
あるから、そこに泊めてもらおう」
「悪い・・。」
ということで、俺はそこに泊めてもらうことになった。
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