第1話

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そうこうしてる間に下校の時間となった。 校庭では野球部の声や、バットの金属音が教室にまで響いていた。 まだ(一応)編入してきて間もないのに、どの部活からも勧誘がなかった。 ‥多分、彩音に目を付けられている俺に話しかけにくいのだろう。 ・・少し寂しい気もする・・・ でも今日は田代に呼ばれていたから、 逆にしつこく勧誘とかされなくて良かったかもしれない。 それにしても、 用事って何だろう。 疑問に思いながら、 俺は田代病院へと向かった。
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