始まりは、上杉の部屋

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「それで、上杉? その後なんか、あったけ?」 俺は、タバコをくえて火をつけた。  嫌な気持ちが落ち着く  俺は、上杉の部屋にいた。 説明しよう。 上杉とは、今年、自宅警備員の俺を差し置いて、大学へ行ってしまう白状?な男。 小学校に転校してからの同期である。  友達になったのは、中学生の時に「ある事件」があってから、  それ以来、俺の数少ない友達
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