第一章 仕事女

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1  チリン、チリン。  という音とともに、一人の女性が入ってきました。すらりとした出で立ちで、背が高い。紺のスーツと青のワイシャツを着。高そうなバックを肩に背負い、手にはノートパソコンを持って、いかにもOL。  失礼しました。  キャリアウーマンという格好の女性が入ってきました。  「綺麗」  キャンディが彼女の姿にウットリしています。  と、隣から、トーマスが、キャンディに向かって、大きな声で叫びました。  「キャンディ、見とれていないで、お客様をお席に案内しなさ い」  「はーい」  キャンディはそういうと、彼女のいる場所へと歩いていきまし た。
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