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「おお!マジで俺も4組、やっぱ俺とお前は繋がっているんだな。」
拓也が喜びながらそう言った。
確かに拓也とは中学時に出会ってからはずっと同じクラスだった。
「気持ち悪いこというなよ。」
僕は苦笑いしながらそう言った。
僕たちはそのまま1年4組に向かった。1年生の教室は学校の1番上の4階にあった。
階段を歩いていると目の前いる女子がいきなり階段の段差につまずいて転んでしまった。
ドン!
「いやぁ~今日は水玉かあ~いい日だな」
隣で拓也は変なことを言っていた。多分転んだ女子のスカートの下が見えたのだろう。
僕はそんな変なことを言ってる拓也を無視してすぐに転んだ女子の方に近寄った。
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