第1話

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-1月の終わり 時刻はPM6時30分近く。 空もすっかり暗くなり、部活に励んでいた生徒も帰り始める。 そんな中、私、斉藤 梨菜(サイトウリナ)は彼氏である佐藤 優弥(サトウユウヤ)を2,3時間待っていた。 「あ、梨菜じゃん。こんな所で何してるの?」 そう話しかけて来たのはクラスメートの早絵。 「雄ちゃんが部活終わるの待ってるんだけど、雄ちゃん見た?」 「あー…、佐藤くんなら見てないけど」 「わかった。ありがとう」 「うん、またね!」 .
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