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「「どっかの戦闘民族かよ!?」」
俺がそう言うと茉莉と絢子先輩はリハーサルでもしたんじゃないか?と思うほど同じタイミングでそんなことを言った。
でも俺をあんな戦うことに飢えてるだけの戦闘民族と一緒にしないでもらいたい。
俺の気配察知能力は瑞希姉さん限定なんだから。
おっと、今はそんなことはどうでもいい。
本来の目的を忘れていた。瑞希姉さんに体育祭出る競技聞かなくちゃ。
思い出した瞬間すぐさま行動に移す俺。
茉莉の手をやや強引に引っ張り瑞希姉さんのもとへ。
茉莉は「なに勝手にて、て、手を握ってるのよ!」となにやら騒いでるが今は無視だ。
「じゃあ、茉莉頼んだよ」
「えっ…?」
「だから瑞希姉さん学校だと話してくれないから茉莉が瑞希姉さんに体育祭のこと聞いてくれってこと」
「あぁ、なんかそんなこと言ってたわね」
「そんなことって…」
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