お姉ちゃん時々ツンデレ娘

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「洋介はなんの競技に出るの?」 「う~ん、そうだな。瑞希姉さんと同じ競技に出られたらそれがいいかな? 茉莉はなにに出るか決めてるの?」 「はぁ~またお姉さん? ここまで来ると重度のシスコンね。 私は、洋介と一緒のやつに出ようかなと思ってるの。 その方が面白そうだしね。 でも勘違いしないでよね!別に洋介と同じ競技に出たいからってわけじゃないんだからね!」 「?あ、あぁわかってるよ」 「そ、そう別にわかってるんならいいのよ!」 先生が連絡事項をすべて伝え教室から出ていくとすぐさま茉莉が俺の机の前にやってきて体育祭のことについて話した。 ここでも俺はシスコンぶりを見せるがもう学年全体が知っていることなので隠す必要はないだろう。 なんか茉莉も俺と素直じゃないながらも一緒にやりたいと言ってたから休み時間にでも瑞希姉さんのところに行ってどの競技にでるのか聞いて来なくちゃな。 「次の休み時間瑞希姉さんの所行くんだけど一緒に着いてきてくれないか?」 「えっ、なんで私も着いて行くの?」 「いや、瑞希姉さんが学校だと話してくれないからだよ…」
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