past story

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廊下に出ると 掴んでた腕を放す 「どーしたんだよ」 「…栄太くんはそれでいいの?」 「…何が?」 不思議そうに首を傾げる 「中学みたいに周りにあたしたちの関係知ってる人いないんだよ?いつもは、樹もいたからいいけど…」 「なに言ってんかわかんないんだけど?…まぁ帰ろうよ」 本当に栄太くん鈍感。 さっきみたいに首を傾げて 後ろを向いて歩き始めた。 「…だからっ!恋人だと思われるでしょって言いたいの!!!!!!!!」 廊下に響くぐらいに叫んだ _
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