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時空の歪み…?
三人は、ショーウィンドウに現れた、緑色の光を思い出した。
「君達の住む世界、ディズ。
そしてこの世界、エイノス。
ふたつの別な世界が存在しているんだ。
もしかすると、知られていないだけで、他にも世界は存在するかもしれないけど」
「ディズ…エイノス…」
斗哉は呟いた。
そして少し考えた後に、続けた。
「どうして、あなたはそんなことを知ってるんだ?少なくとも…俺らの世界、あなたの言うディズで、そんなことを知っている人はいないと思うけど」
ややキツい口調で話す。
「話の出所は、わからない。でも、エイノスに伝わる、古来からの伝説なんだ」
「伝説って…」
嘲笑して言った。
「もちろん、伝説を過信している訳じゃない。何かの信者でもあるまいし。ただ、それを立証することが、立て続けに起こっているからさ」
立証、すること…?
「君達のように、異世界から来る人間が、後を絶たないんだよ」
「!!」
ハッとした。
三人は、同じ考えに辿り着いた。
「神隠し事件…!!!」
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