~櫂と栞~

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「俺、先上がるわ」 「はぁい、お疲れ様です。あ、お迎え有りっすか?」 栞は気になった食事の事を口にした。 櫂はにっこり八重歯を見せて笑って 「もちろん!なに食べたいか考えておいて。駐車場で待ってるから。」 と、栞に告げた。そしてロッカールームに姿を消し、私服に着替えて上がった。 栞は待たせてはいけないと、慌ててノートの続きにペンを走らせた。
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