第2章

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あれから6年がたち、あるグループがガルファニア共和国に向かっていた。 「しっかしルスターもひどいよな着いたそうそうギルド入れさせられたしな」 彼はギルドに入りたった2ヶ月でSSS(スリーエス)を取るほどの実力がついていた。それもそのはず契約者が4人もいるからだ。 「目的地まで遠いです~?」 「まだつかないの!」 「しっかし暇だな」 「…………確かに」 「もうすぐ着くから我慢して!」 ファルディスがしばらく歩くと、懐かしい故郷が見えてきた。 「みんな見えてきたよ。あれが俺が住んでいた城ギルファンヴェル城だ。どうだい大きいだろ」 「はい、大きいです~」 「うん、まあまあね」 「そんなことより早く休みたいぜ」 「……………休む」 「歩いてないくせに」 「何か言ったファル」 「いいえ、なにも」 ファルディスが話した以外は全て契約者達で、中に浮いた状態で行動をとっていた。
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