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ファルディス達が門までくると2人の門番が立っていた。
「止まれ何者だ、て、ま、まさかファルディス様さ、先ほどは失礼しました」
2人の門兵はファルディスに頭を深く下げ申し上げなさそうにしていた。
「いいて、いいて、そんなこと気にしなくて。それより父上はどこにいるか分かる?」
「は、はい。 ただいま」
そういうと門兵の1人が城の中へ入っていった。しばらくはすると帰ってきた。
「陛下は玉座の間におられていると」
「うん、わかったよありがとう」
ファルディスは城の中に入っていった。
「あ、そうだ。みんな俺の後に着いて来てほしいだ。父達に紹介したいんだ」
「いいですよ~」
「い、いいわよってべ、別にファルために着いて行くじゃないんだからね」
「もう少し素直なってもいいんじゃねーのか、ま、俺はファルのためにどこまでも着いて行くけどな」
「…………ファルに着いて行く」
彼女達はファルディスが向こうで知り会った子である。彼女達は皆背の高さや顔立ちなどが違った少女達だった。
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