第1章

2/14
前へ
/239ページ
次へ
部屋の寝室に1組の夫婦がいた。その妻には1つ命が宿っていた。 「ねぇ、あなた。あと1ヶ月ぐらいしたらこの子が生まれてきますね」 その女性は大きくなったお腹をさすりながら隣いる夫に聞いた。 「あぁ、我々にとって初めての子だからな、そして、いずれはこの国の王なり民達、この国を守ってもらわないとな」 「はい、そうですね。いつかは立派な王になってくれますよ」 2人は生まれてくる子共の将来や国などを話していた。 しかし、突如として異様な空気がながれ、その男は異変に気づき外にいる者に叫んだが、誰1人来なかった。 「どうなっているだ?兵士たちが来ないとは」 「あなた、これはどういうことでしょう?誰も来ないなんて何かあったんでしょうか?」 2人は手間取った。妻には子共をやどしているし、兵士たちは呼んでも来ない、焦り色がみえはじめていた。すると、突然、目の前に見知らぬ男が突然現れた。
/239ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3852人が本棚に入れています
本棚に追加