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部屋の寝室に1組の夫婦がいた。その妻には1つ命が宿っていた。
「ねぇ、あなた。あと1ヶ月ぐらいしたらこの子が生まれてきますね」
その女性は大きくなったお腹をさすりながら隣いる夫に聞いた。
「あぁ、我々にとって初めての子だからな、そして、いずれはこの国の王なり民達、この国を守ってもらわないとな」
「はい、そうですね。いつかは立派な王になってくれますよ」
2人は生まれてくる子共の将来や国などを話していた。
しかし、突如として異様な空気がながれ、その男は異変に気づき外にいる者に叫んだが、誰1人来なかった。
「どうなっているだ?兵士たちが来ないとは」
「あなた、これはどういうことでしょう?誰も来ないなんて何かあったんでしょうか?」
2人は手間取った。妻には子共をやどしているし、兵士たちは呼んでも来ない、焦り色がみえはじめていた。すると、突然、目の前に見知らぬ男が突然現れた。
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