第2章

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次の日、ファルディスは王と母エレンそして、玉座の間に集まった重臣達に挨拶をした。皆ファルディスが無事に帰って来たことに喜んでいた。彼は挨拶が終わると王は2枚の紙を渡した。そこには学園への場所と紹介状だった。そんなこんなで今は学園の前にいる。 「ここの学園てでかいな」 すると頭の中で声が聞こえた。 (ほんとーに大きいです~) (確かにね) (迷ったりしてな) (ファルなら……………しそう) 「迷はねーよ。さて学園長のところにいくか」 だが、さっそく迷った。どこまで行っても学園長にいる部屋に着かなかった。するとちょうど女子生徒がいたので声をかけた。 「あ、悪いだけど学園長の部屋ってどこか教えてほしいですけど」 「いいですよってもしかしてファル?」 「その声はジェスカ、 ジェスカ・ナリウスか。久しぶりだな元気だったか?みんなも元気か?」 「えぇ、みんな元気よ。ファルこそどうしてここに?」 「あぁ、俺もここに通う事になってあ、学園長の部屋教えてくれ迷っちまった」 ファルディスは頭をかきながら言った。
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