第2章

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入って来た男は40前後でやや太めだった。 「学園長に呼ばれてきたんすけど何でしょう?」 「ほう、 来てくれたか。ファルディス紹介しようお主の担任になるベイル・ロウナ先生だ」 「あ、俺がベイル・ロウナだ。えっとファルディス・ギルファンヴェルだっけ。まぁ、よろしく」 頭をかきながらやる気なさなそうに言った。 ファルディスは思ったこの先生は大丈夫なのかと 「ま、みためはあれだが腕はたしかじゃ、では先生あとはたのんじゃよ」 「へーい、分かりやした」 「ファルディスも学生生活楽しむじゃぞ」 「ま、ぁいつまでもここに居られるかわからんが学生として楽しむよ。ではまたな」 ファルディスと担任のロウナは出ていった。 「いつまで居られるか分からんが楽しむじゃぞファルディスよ」 学園長バウロ・ジーシは2人がいなくなると呟いた。
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