第2章

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今、彼らはSクラスの前にいる。 「あー、 俺が呼んだら入って来てくれ」 「はい、分かりました。」 ファルディスがそういうと担任のロウナは教室の中に入っていった。 「おーい、静かなしてくれ。突然だが転校生が来ている。では入って来てくれ」 ファルディスは少し緊張をしていた。大勢の前で話しをしたりするのは初めてだからだ。するとあの4人の声が聞こえてきた。 (緊張しなくても大丈夫です~) (そうよ。いつものようにやればいいのよ) (俺達がついてるぜ。だから、緊張するな) (大丈夫………だから) 4人に励まされファルディスは緊張がとけた。 「ありがとう。じゃいくか」 ファルディスは教室の中に入っていった。 「はじめまして。俺の名前はファルディス・ギルファンヴェルです。よろしくお願いします。」 「「「「あー、ファル」」」兄様」 ファルディスが声のするほうをみると懐かしい4人がファルディスに向けて指をさしていた。
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