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「貴様は何者だ?どこから入って来た?」
男は声を荒げ横に置いてあった剣とり、目の前に立っている男に対峙した。
「突然現れて申し上げない。まずは剣を引いてもらえないかな?私はあなたがと話しをしたくてここに来たのだギルファンヴェル国王陛下」
そう、剣を構え目の前にいる男と対峙しているのはガルファニア共和国の王ギルファンヴェル国王そして、隣いるのが妃エレンだった。
「私は貴様は何者だと聞いている。名乗らないなら斬るぞ」
王は一歩足をだし威嚇した。
「これは失礼した。まだ、名乗っていなかったな。私は天界の王ルスターと言う者だ。先ほど言ったように話しをしたくてここに来た。生まれてくる子共についてな」
「子供だと。それは、どいう意味だ?」
王は驚いた。生まれる子が何かあったのかと。
「では、実直に言うぞ。生まれてくる子は至って変わらないが魔力が無い」
「な、なんだと!!」
この国いや、この世界ファルディオス界では魔法は当たり前であり、生活の一部でもある。
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