4 悪夢
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「腕枕して欲しい?」 だの 「抱き枕みたいに抱きしめて欲しい?」 だの。 響哉さんが軽い口調で聞いてくるのを次々と断っていたら、彼は 「分かった」 と言って、壁の端まで寄ってくれた。 自分の右ひじをついて、顔を支え私を見下ろすポーズを取ると、 「触らないように気をつけるから、気にせずお休み」 なんて、むちゃくちゃなことを言ってくる。
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